会社の成り立ち

成光薬品工業株式会社の歩み

初代安本栄太郎
初代 安本栄太郎

 古く江戸時代から、奈良県今市で製薬を生業とする両親、祖先の元で育った安本栄太郎が、明治38年、現在地、大塚にて創業いたしました。屋敷の中心に神の社を建て、深く神に帰依し、薬づくりを神から授かりし御業として、日々心を込めて研鑽いたしました。
 二代目、安本昌作はその後を継ぎ、日本全国に薬を広めました。安本の薬なら信頼できる、取り扱わせてもらおうと得意先も増えましたが、単によい薬をつくっただけではいけないことを悟り、「立派な人を育てる」事に一生をかけ、確固たる地盤を築きました。
昭和22年、薬が「光と成る」と祈り、「成光薬品工業株式会社」と命名いたしました。
 成光の薬はよく効く、信頼できると、日本全国のご家庭で喜ばれるとともに、成光の人はどこか違う、ということで人間関係が深まり、信頼が高まるようになりました。成光独自の人間教育が長い歴史と伝統の中で培われ、育まれてきた証といえましょう。