サラシア
サラシア
サラシアとは
インドの伝統医学であるアーユルヴェーダで糖尿病の治療や予防に用いられた薬草で、主に幹や根が使われます。
インドやスリランカでは王族や貴族などがサラシアを使って作ったコップで水を飲むことで糖尿病対策を行っていたそうです。
主な成分
サラシアには「サラシノール」「コタラノール」という成分が含まれており、この2つの成分が体内への糖の吸収を邪魔します。
サフランの効能・効果
1.糖の吸収を阻害する
食事に含まれる多糖や二糖を単糖にまで分解するαーグルコシダーゼという消化酵素の働きを阻害します。人間は単糖しか吸収できないため、単糖まで分解ができないと体内に吸収される糖の量が減ります。
2.腸内環境の改善
サラシアにより吸収されなかった糖分は腸内細菌の善玉菌のエサとなり、善玉菌が活性化します。善玉菌が活性化することで腸内環境が改善されます。
3.糖化予防
体内に過剰に糖が存在するとタンパク質と反応してタンパク質を変質させて働きを邪魔します。この現象を糖化といいます。糖化は動脈硬化や老化の原因と言われています。サラシアは糖の吸収を邪魔することで糖化も予防します。